作品展へようこそ！

刺繍のアトリエ＊クロスマァムは2020年9月、おかげさまで25周年を迎えることが出来ました。ここに全ての関係者の皆様とご来場の皆様に心より感謝申し上げます。

さて、第11回目となる作品展は、「アニバーサリー」と「ファッション」２つのテーマでの開催です。特別な思いが込められた美しい額装作品と、華やかでかわいいファッションアイテムを約100点展示いたします。

思いもよらない社会状況の中ではありますが、私たちの作品を通して、皆様が少しでも心癒されるときをお過ごしいただければ幸いです。

2020年11月

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　主宰　内堀久美子

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「アニバーサリー」

アトリエの門下生43名(30代～95歳)による刺繍作品、25年の歩みとアートワークパネル展示

＊緊急事態宣言中もリモートでレッスンを続けてきました。一人一人のアニバーサリーストーリーに心が暖かくなります。

「ファッション」

内堀久美子と門下生による刺繍の立体工作・ステッチクラフト作品など

＊以前のように自由に外出できるようになったら持ちたいバッグや靴・・緊急事態宣言中、おしゃれしたい気持ちをミニチュア作品に込めました。

＜クロスステッチとは？＞

クロスステッチは小さなドット（点）の集まりで描く刺繍の技法です。簡単なようでも１０cm四方を埋めるために場合によっては１週間以上もの時間がかかるものです。図案を見てマス目を刺繍糸で埋めることにより、パッと見には誰でも同じような作品を制作できるのかもしれません。しかし同じ作り手であっても、その時その時で一つ一つの刺し目は違うものです。刺繍をするときの「想い」は不思議なほどダイレクトに手先に伝わり、針目を通して目に見えるからです。「同じ図案」を使用したとしても「同じもの」はありません。さらに仕上げによって出来栄えも違ってきます。どんな額に入れるのか？どんなふうに使うのか？それぞれのライフスタイルに合わせ、刺繍作品の完成形も様々です。

ですから私たちにとって刺繍作品は、唯一無二のものであり、世界に一つしかない大切な宝物となるのです。